NO COFFE NO LIFE！そう叫びたいあなたにこそ、おススメしたいのが「カフェイン断ち」です。 普段何気なくとっているカフェインを意識することで、ポジティブな体調の変化やカフェイン飲料との上手な付き合い方を知ることができます。 私自身、私の血はコーヒーでできている！と豪語するほどコーヒーを飲んでいたのにもかかわらず、「カフェイン断ち」により体調の変化を実感し、更にコーヒーをより楽しめるようになりました。 この記事では、コーヒーを愛してやまないはずの筆者が、カフェイン断ちに手を染めたキッカケと、それによって得たものについて書いていきます。
目次
きっかけ
前段に重ねてになりますが、私はコーヒーが大好きです。
カフェイン断ち生活を体験するまで、コーヒーのない生活なんて考えるのもオソロシイ！
そんな風に考えていました。
そんな私が、なぜ「カフェイン断ち」なるものに手を染めたのか。
それは40代を過ぎての体調の変化「不定愁訴」でした。
疲れが取れない。夜眠れない。息苦しさを感じる。体がおもだるい。
病院にかかるほどでもないけれど、気にせずに過ごせるほどでもない。
この体調不良の原因は何なのだろう。
いや、ただの私自身の根気のなさなのかもしれない。
もう少し頑張らなきゃ。
そう思って、栄養ドリンクやサプリを試すのですが、なかなか効果を感じられません。
身体のおもだるさを振り払うように、コーヒーを飲む日々が続いていたある日。
ある記事に「カフェイン断ち」というキーワードを見つけたのです。
そこには、カフェインを断つことによって、身体の調子がよくなった、世界が変わった！という声。
また、カフェイン断ちによる好転反応（離脱症状）について書いてありました。
以前の私なら、コーヒーをやめるなんてありえない！と鼻で笑ったかもしれません。
しかし、その時期は、日中の眠気を払うためにコーヒーを飲んで、夜はなかなか寝付けない。という悪循環に落ちている時期。
確かに、水代わりに飲んでしまうアイスコーヒーが何等か体に作用しているかもしれない、と、大好きなコーヒーを疑わざるを得ませんでした。
後押ししたのは、それによって一時的に現われる離脱症状の記述。
どの記事にもカフェイン断ちによる離脱症状が辛い！と書いてありました。
もしかしたら、コレで少し体調改善するかもしれない。という気持ちより
カフェインを断つことで、身体にどんな変化が起きるのか、そんな好奇心がムクムク。
ほんの1週間だけ、やってみようかな。
そんな好奇心に任せた軽い気持ち、それが「カフェイン断ち」に手を染めたきっかけです。
カフェイン断ちをするとどうなる？
これは1週間、完全にカフェイン断ちをした私の変化です。 それまでは、アイスコーヒーを一日にグラスに3杯以上飲む生活をしていました。 ホットコーヒーだと、コーヒーメーカーで大体五杯分いれるので、一日5杯はしっかり飲んでいました。 たまに2ターンすることもありました。 はい、量多いですよね。 たまにそこに緑茶とかもはさむので、もう（笑） そんな状態で摂取していたカフェインを一気に断ったわけです。 そう、様々な変化がありました。
良くも悪くも変化がありました。こんな感じです。
ポジティブな変化
・夜の寝つきがよくなる ・眠りが深くなる ・トイレに行く回数が減る ・気持ちが落ち着く ・思考がクリアになる ・朝起きて体が軽い ・体調を考えつつ、コーヒーを楽しめるようになった ・美味しいカフェインレスコーヒーを探す楽しみが増えた ・コーヒー一杯のクオリティが上がる ・コンビニでコーヒーを買わなくなる
カフェイン断ちをしている時期やカフェインをコントロールしている時期は、20時を過ぎると自然と眠たくなります。 しっかり寝ているせいか、翌朝体も軽いです。 また、地味に嬉しいのが、トイレに行く回数が減ったこと。 コーヒーを飲むとすぐトイレに行きたくなっていたのですが、かなり改善されました。
ネガティブな変化
・カフェインの離脱症状（頭痛・筋肉痛・猛烈な眠気）がツライ ・カフェインを断って3日くらいは仕事にならない ・仕事場や訪問先でコーヒーや緑茶を出される ・カフェイン断ちをしている、と言いづらい。
カフェイン断ちすると寝つきがよくなる、と書きましたが、最初の3日間くらいは寝つきがよくなるレベルじゃなく、日中も起きていられないくらい眠いです。 また頭痛もひどく、体のあちこちが筋肉痛で歩くのも困難なほど。 発熱しないインフルエンザのような症状で、私の場合は仕事になりませんでした。 また、仕事場や訪問先でコーヒーや緑茶を出されることも多く、訪問先では手を付けずにお暇したり、仕事場ではカフェインを控えていると断ったり、元々嫌いではないので残すのが心苦しかったです。
無理なくカフェイン断ちをするには？
水代わりにコーヒーを飲んでいた私にとってのカフェイン断ちは、「コーヒーを飲まない」ことでした。 私の場合、緑茶も紅茶も「飲むな」と言われたら、我慢するのはそう難しいことではありません。 ただ、私にとって、コーヒーを断つのは非常に難しい。 私の朝はコーヒーの香りではじまり、お昼の眠気覚ましの一杯は欠かせないものでした。 余程の強制力が無いと簡単に止められそうにありません。 そんな私が、強制力として利用したのが「健康診断」。 健康診断の日は、水以外口にしちゃダメ。と言われますよね。 カフェイン断ちのスタートとしてはかなりいい機会だったと思います。 はじめる時期は、かなり重要です。 どんな時に自分がコーヒーを飲みたくなるのか、そこを見極めつつ、この日なら、自分は一日我慢できそうだ。 そんな日を選んでみてくださいね。
準備するもの
・カフェインの入っていない鎮痛剤 ・ノンカフェインのハーブティ ・（可能なら）翌日以降の連休 カフェインは意外といろいろなところに潜んでいます。 エナジードリンク、チョコレート、緑茶、ほうじ茶。 そして、意外だったのが「解熱鎮痛剤」です。 カフェイン断ち1日目の午後、早速効果が現れました。 しかし、最初に来るのは、身体が軽くなった！体に力が満ち溢れてくる！等の好ましい反応ではありません。 カフェインを急に断ったことによる離脱症状、そう「好転反応」でした。 私の場合は、頭痛でした。 これが好転反応か！と喜んだ（？）のもつかの間、頭をガンガンと殴られているような痛み。 午後は休みの予定だったので、横になり痛みが去るのを待ちましたがよくなる気配はありません。 フラフラしながらなんとか薬箱から頭痛薬を取り出し服用すると、一時間もしないうちに頭痛は引いていったのです。 が、その後に私はショックを受けます。 頭痛薬って効くのだな。そう思って何気なく箱裏をみると、 「無水カフェイン」の文字。 頭痛が引いたのは、カフェインを摂取したからでした。 カフェイン断ちの際、選ぶ頭痛薬は箱裏に「無水カフェイン」の文字がないかチェックしてみてくださいね。 また、ノンカフェインのハーブティを揃えておくのをおススメします。 カフェイン断ちの最中は、コーヒーのような刺激が欲しくなります。 さわやかな刺激のミントティーやリラックス効果のあるカモミールティなど、好みに合わせて準備してみましょう。
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最後に、「可能なら」と書いた「連休」です。 その人のカフェインの依存度や、体質にもよるところですが、 カフェイン断ちの離脱症状はかなり辛いものになります。 特に初日から３日間位は、頭痛、筋肉痛、悪寒、猛烈な眠気に襲われます。 ひどい人は1週間続くともいわれるので、できるだけ、時間に余裕がある時期がおススメです。 私はたまたま大型連休の前の時期でもあり、初日の二日ほど仕事を何とか乗り切ればよかったのですが、それでも仕事にはなりませんでした。 できれば、最初の3日間くらいはお休みの時期に合わせることをおススメします。
離脱症状が辛い場合は
離脱症状は3日から1週間ほどで抜けていくようです。 私の場合は5日目くらいまで筋肉痛がありました。 カフェイン断ちをやってみて、離脱症状があまりにも辛い場合は中止することをおススメします。 特に仕事の忙しい時期などは特に身体を優先し、余裕のある時期に再トライしてみてください。 ただ、そんな余裕なんて年中ないよ！という方には、カフェインレス飲料で体を慣らしながら、時間をかけてカフェインを減らしていくという方法がおススメします。 高速道路だって、猛スピードのまました道に降りることはできません。 最初はスピードを緩め、安全なスピードで道を乗り換えましょう。 具体的には、 5回飲んでいたコーヒーを3回に減らす。 いつも飲むコーヒーをカフェインレスコーヒーにしてみる。 これもまた確実な方法ですし、今、私が日常的に実践しているカフェイン断ちでもあります。
カフェイン断ち体験後
1週間カフェイン断ちをして
1週間のカフェイン断ちを終えた後は、再びコーヒーを口にするようになりました。 「え？それでいいの？」と思う方もいるかもしれません。 このカフェイン断ちの1週間のおかげで、私のコーヒーとの付き合い方が変わりました。 それまでは、水分補給代わりに四六時中コーヒーを飲んでいたのですが、 15時以降は摂らない、など、カフェインの接種量を、コーヒー1杯程度にコントロールできています。 私の場合、離脱症状がひどかったので、それだけ影響のある飲み物なのだと意識できたのが大きかったと思います。 体調を崩したり、眠れない日が続くと、再び3日間とか5日間とか期間限定でカフェイン断ちをしています。 しかしながら、最初にカフェイン断ちした時のような強烈な離脱症状は現れなくなりました。 軽い頭痛位で済んでおり、仕事ができないほどでもありません。
現在は、デカフェ生活
デカフェ、カフェインレスの飲料というのは、カフェインが全く含まれないわけではありません。 日本ではカフェインを90%以上取り除いたコーヒーをカフェインレスコーヒーとしています。 （紅茶や緑茶には厳密な除去率の定めはありません） コーヒーが好きなので、カフェイン入りのコーヒーを飲むとついついとりすぎてしまうことも、やはりあります。 そのため、普段の自宅で飲むコーヒーをデカフェのコーヒーにしています。 特別な時や、訪問先、友人宅で出された時は、美味しく頂くようにしています。
おススメのカフェインレスコーヒー
私が初めてカフェインレスのコーヒーを口にしたのは、娘の妊娠中。 コーヒー好きにとって、妊娠中のカフェイン断ちはなかなか辛いものでした。 わらをもすがる気持ちで手を出したカフェインレスコーヒーでしたが、口に合わない（泣） カフェインを抜くだけでこんなに味わいが変わっちゃうの？？と悲しくなったのを覚えています。 それ以来、ちょっと距離を置いていたのですが、その意識を変えたのはこちらのカフェインレスコーヒー達でした。
スターバックス
初めて、「美味しい！」と思ったカフェインレスコーヒーです。 ただ、店頭においてあるハウスブレンドのデカフェではありません。 エスプレッソ用のデカフェコーヒー豆です。 カウンターで店員さんに「デカフェのエスプレッソ豆を購入したいのですが」というと購入できます。 店舗によっては、店員さんが不慣れで「？？」というところもあるかもしれませんが、美味しいデカフェコーヒーを飲むためです。ちょっと頑張ってみてください。 ハウスブレンドより味わいが深く、ガツンとしたコーヒーが好みの方にお勧めです。
Illy
お存知の方も多いとは思うのですが、こちらもエスプレッソ用のコーヒー豆です。 私は豆のまま購入していますが、面倒な方は粉でも販売されてます。 しっかりとした味わいが大好きです。
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Post Coffee
Post Coffeeとは、コーヒーのサブスクリプションサービスです。 200種類以上のコーヒーの中から、自分に合ったコーヒーを3種類届けてくれます。 Post Coffeeがおススメなのは、コーヒーはもちろん、様々なタイプのデカフェコーヒーを味わえるところ。 私は、酸味のあるコーヒーが苦手で、コクのあるしっかりとしたコーヒーが好きなのですが、 デカフェコーヒーを飲むようになって、意外と好みに合わないものと出会うことも多かったんです。 しかも、好みではないコーヒーを100グラム、200グラムを飲み切るって結構修行ですよね‥‥‥。 PostCoffeeでは、月に一度3種類が少量ずつ（各45ｇ・約3杯分）届くので、自分好みのデカフェを発見することも、新たな好みを発掘することもできます。 ちなみに、私がPostCoffeeさんでおススメのデカフェは ・デカフェ メキシコチアバス ・デカフェ ホンジュラスオーガニック ・デカフェ インドネシアアチェ です。 残念ながら、現在販売されていないものもあり、再販求む―！とPostCoffeeさんに密かに念を送ってます（笑）まだ味わったことのないコーヒーと出会えるコーヒーサブスクPostCoffee【ポストコーヒー】
まとめ
1週間のカフェイン断ち生活は、私にとって、コーヒーとの距離感、付き合い方を知るいいきっかけになりました。 カフェイン断ちをしたからこそ、一杯のコーヒーを美味しく飲める時間を楽しめています。 カフェイン断ちは、一日に5杯以上コーヒーを飲む方や、コーヒーが好き！コーヒーのない毎日なんて信じられない、そんな人に是非オススメです。 美味しい1杯のコーヒーを味わう為に、カフェイン断ち生活、始めてみませんか？
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