ソロキャンプに行く、そう決めてから、準備期間は約3日。 幸か不幸か、夫がソロキャンプ経験があったので、主な道具についてはアレコレそろっていました。 この記事では、私が初めてのソロキャンプの持ち物について書いていきます。
目次
まずは、テント。
初めてのソロキャンプ、季節は9月の頭。 夫のススメもあり、ケシュアのポップアップテントを持っていく事にしました。QUECHUA (ケシュア) キャンプ ポップアップテント 2 SECONDS FRESH&BLACK XL – 2人用
このテントにした理由としては
- 9月でそこまで暑くも寒くもない
- 設営が簡単
- 遮光性に優れている(中が透けない)
- 持ち運びも軽い
2secondとあるように、袋から出してストッパーを外すだけで、あっという間に設営できます。 あくまでもイメージですが、ドラゴンボールのポイポイカプセル、あんな感じです。 雨にも強く、その後実際に雨風キャンプで使用しましたが、中に染みることもありませんでした。
弱点は慣れるまでは、畳みづらい点ですね。 最初は軍手を使って畳んでました。 また、気温が低い時期のキャンプではあまりお勧めしません。 冬のキャンプ場はかなり寒いです。 しっかり寒さをしのげる寝袋、またはホットカーペットなどの暖房器具などの準備が必要です。 春先や秋口であっても夜は冷えるので注意が必要です。
テントの下には、テントの底を保護してくれるグランドシート。 テントの中には、アルミシートとコールマンのクッション性のあるレジャーシートを淹れました。 寝るときはバンドックフォールディングマットを使用。 地面の固さは少し和らいだなかなーという感じ。 当然ですが、おうちのベッドの方がフカフカではあります。(比べるところを間違っている) 9月という時期もあり、寝袋は持って行ったものの使用しませんでした。 もちろん、同じ九月でも環境によっては寒い夜もありますので、しっかり天気予報や現地情報はチェックしてくださいね。
そして、タープ。
こちらもテントと同じケシュアのタープを使用しました。
タープの立て方は、事前に練習しておいた方がいいです。 テントはあっという間に設営できましたがタープで数時間を費やしました。 もう、汗だくです(泣)。 アレコレ混乱しながらも、ナントカ設営できましたが、この時のトラウマでタープの設営が苦手(;・∀・)
そんな私は、最近は、ワンポールテントでタープを貼らずに過ごすことが多いです。 これは、また別の記事でお伝えしますね。 ちなみに、テントとタープで利用したケシュアというブランドは、フランスのスポーツ用品メーカーデカトロンのアウトドアブランドです。私が購入した時とはデザインが少し変わってるのですが、安価でしっかりした作りのものも多く、初心者にオススメですよ。
キッチン関連は、
火の元は、SOTOのレギュレーターストーブを使いました。
見た目が蜘蛛見たいですよね。ドラマなんかでもキャンプシーンでチョコチョコ見かけたりします。 この蜘蛛みたいな足の部分が折りたためるようになっていて、コンパクトに持ち運びできます。 コーヒーを淹れるのも、お肉を焼くのも、ご飯を炊くのも全部これ一つで済ませました。
この時、スノーピークトレックの蓋でお肉を焼いたのですが、あまり上手に焼けませんでした(´Д`)
スキレット、鉄板などを持って行けばよかったと後悔しました。
スキレットはおうちごはんでも活躍するので一つ持っておくと便利ですよ!
また、今やキャンプといえば焚き火ですが、この時は焚き火にも挑戦せず。
何しろ、初ソロキャンプです。あまり頑張りすぎず、できることを少しずつ。これ大事です。
初ソロキャンの夕飯
初ソロキャンの夕飯は、ご飯、タイカレー、ステーキ。好きなものと食べたかったもののオンパレードでした。 ご飯を炊く飯盒はスノーピークのトレック900。 1合分のお米を焚いて、大好きなイナバのグリーカレーをそのままかけて完食。 ちょっと食べ過ぎたかなーと思いつつ、確か次は鉄板でお肉を焼き、ビールを空け‥‥‥。 今思い出しても贅沢な時間でした。
そうそう!キャンプと言えばコーヒー(私だけ?) スノーピークチタンカフェプレスでコーヒーを淹れました。 いやはやもう、今まで自分が淹れたコーヒーの中で、一番おいしかったです。 実は私、ハンドドリップが苦手なんです。 どうしても味が安定せず、酸味が強くなったりしてしまいます。 その中でカフェプレスは、いつ飲んでも安定したコーヒーの味、また、紙フィルターを介さないのでコーヒーのオイルまで味わえますよ。 欲張りなので最後の方に粉が入ってしまうのはご愛敬。 難点は、付属フィルターをチョコチョコ取り替えないといけないところ。 スノーピークで在庫が無いこともあるので、毎回多めに注文してますw
テーブルとイス
テーブルとイスは、ユニフレームの折り畳みテーブル。ヘリノックスの折りたたみチェアを使いました。焚き火テーブル ユニフレーム(UNIFLAME)
ソロキャンプであっても、荷物がどうしても多くなります。
様々なキャンプ用のテーブルがありますが、コンパクトに持ち運べるこちらは、我が家のキャンプで必携の品!
別のテーブルを持って行く際も、念のため、でいつも持って行くキャンプギアです。
天板の下に足を収納できるので、荷物の隙間に入れてます。(荷物減ってない)
焚き火テーブルなので、天板が金属です。
熱いものを置くと、暑くなるのが玉にキズ。(おっちょこちょいさん注意です・笑)
コンフォートチェア Helinox(ヘリノックス)
ヘリノックスコンフォートチェアもコンパクトに収納できます。 軽量なので、キャンプだけでなく、子供の運動会等のイベントでも大活躍です。 現在のキャンプでは、ちょっと重たいけれどハイランダーのチェアを持って行くことが多いです。 実は、私、体重がですね、重めでして(笑) どっしりと座っても受け止めてくれる安心感がハイランダーのウッドチェアなどを使用しています。
別に持って行かなくてもいいのだけど。
ソロキャンプに行く!そう決めた時に、一番最初に持って行こうと思ったのがハンモックでした(笑) 自宅で使っているシフラスのハンモックですが、折りたたんで持ち運びができるんです。
価格:23,100円 |
無駄なものを持って行ったと思うでしょ? ソロキャンプ経験者の夫にも散々無駄だと止められました(笑) でもね、これ、無茶苦茶持って行って良かったんです。
夕焼けを眺めながら、ハンモックにユラユラ揺られてビールを一杯。 遠くで、流れ星だー!って、歓声が上がるのが聞こえ、 赤い空を見上げると、キラリと空を横切ったりするのが見えました。 もうここまででドップリキャンプ沼に浸かっていました。 だってもう、本当に、本当にきれいな夕日だったんですもの。
ソロキャンプの醍醐味ってさ。
ソロキャンプの醍醐味って、 一人でキャンプ場に向かって、 一人で荷物下ろして、 一人でテント設営して、 一人でご飯を作り食べること。
自分の決めたことを、自分で達成できる喜びという究極の一人時間を楽しめることなのだと思います。 ゆっくりと自分のペースで流れる時間は、思いの外癒しになります。 意外と日常って、誰かの時間を意識して過ごしているんですよね。
思いの外癒されて。
ソロキャンプに行く前の私は、慣れない子育てに追われ、 トイレも落ち着いていけない、夜も眠れない、なんてことない家事だって完結することもできない日々を送っていました。 かといって、家事子育てというのは、 仕事のように仲間がいるわけでもなく、 功績がすぐに目に見えるわけでもなく、 お給料がもらえるわけでもない。 そんな生活が続く中で、なんだか自分ばかりがうまくできないような気がして、ひどく自信を失っていたように思います。
ひょんなことからソロキャンプに行ったことで、あ、私一人でこんなに遠くに来れるんだ。 私、一人でテント設営できるんだ、火でお米炊けるんだ等々、そんな些細な成功体験が、「子育ての辛さ」に押しつぶされそうになった私を少しリセットしてくれたんです。
もちろん、これですべてうまくいったわけではありません。 それでもグルグルしていた思考を一旦停止できる方法を一つ見つけたことで、ほんのちょっと肩の荷は軽くなったと思うのです。
ちょっとしたことで悩みやすい私にとって、それはとても貴重な経験でした。
みなさま、良きソロキャンプを。
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