camp

母、ソロキャンプに行く⑦贅沢な時間を。

太陽が沈もうとしている。

ただただその光景を眺めるだけ。

なんて贅沢な時間だろう。

涙がポロっとこぼれた。

満たされると涙がこぼれるものなんだ。

夕飯の後、満腹になった私は、

愛犬を散歩させ、周辺を散策し

キャンプ場の中にある温泉に入った。

寝るにはまだ早い。

満腹なお腹をさすりながら

ハンモックに横になる。

何がいいかなんて

本当はその人にしか選べない。

誰かと同じ形じゃなくても

その人の心が震えるものは、その人にとっての宝物なんだ。

ありふれた言葉であるけれど

疑うことなく、腑に落ちた。

太陽が沈んだ空には小さく星が瞬いている。

その隙間を、流れ星が通り過ぎて行った。

同じように空を眺めていた人が

歓声を上げる。

ああ、なんて幸せな時間なんだろうと思った。

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