猛烈にソロキャンプに行きたい。
あと少し、もう少し。と指折り数える
soraです。
母という立場の人がソロキャンプを始める時に、超えるべき4つの砦があります。
その砦の攻略法について、一応母である私の体験をもとに、いつもの浅い考察を広げてみました。
ソロキャンプに行ってみたいけれど、と躊躇う母という立場の女性が、鼻で笑う程度の参考にして頂ければ幸いです( *´艸`)

第一の砦
★仕事
意外にこれが4つの中で一番簡単に突破できる気がする。
(一番理性的というか)
休みを取れば、というか
休みの日に行けばいい。
それだけなのだ。
いや、もうそれしかない。残念ながら、それしかない!
第二の砦。
★家族
この砦には二匹のデビルがいる。
1匹は、ちびっこくてかわいいが強敵。
我がムスメだ。
私がソロキャンプに行ったのは、
確かムスメ3歳の誕生日を迎えたばかりの頃。(もう最近記憶が。。。)
この頃ムスメは、私がいなければ眠れない。と、毎晩しがみついて寝ていた。
そんなこの子を置いて大丈夫だろうか?胸は痛んだ。
あの瞬間、ものすごく悪いことをした気持ちになる。
しかし、ソロキャンプに出かける際、夫が、夜ご飯ハンバーグ食べに行く?と声掛けるとあっさり離れた。
さらに、夫に預けてソロキャンプに旅立つと、アッサリ一人で寝る。
(娘にいっしょに寝よ?というと、一人でいい。といつもフラれる夫)
この通り、このちびデビル。か弱いふりして、割とたくましい。
「行かないで」という割にはあっさりと離れる。
この悪魔から一番離れられないのは、母である私かもしれない。
ただ、最近成長してきて、簡単な魔法では効かなくなってきている。
今後の対策は、頭を悩ますところ。
そして、もう一匹のデビルは、夫。
ソロキャンプに行っておいで。と言ってくれる性格のいいデビルだが、私がいない間は、ご飯を娘と食べて風呂に入ればいいとだけ思っている。
そこで何が起きるのか?
ソロキャンプから帰ってきたら、洗濯物も食器もそのまま。ソロキャンプの片付けに加え、汚れがカピカピになった食器洗いと、普段の倍量の洗濯物をすることになる。
ソロキャンプに行けるんだから、これくらい目をつぶろう、それも一つ賢い方法ではある。
でもここで、遊んで来たんだからと、自分で片付けてはいけない。
夫自身がソロの時は、キャンプの後片付けまでやらせるわけだ。
ちなみに、うちの場合、一度、鬼の形相で怒ったら、ソロキャンプ中、食器洗いだけはやっておいてくれるようになりました。(普段、一切家事をしない夫)
ココ、各自対策要です。
第3の砦。
★防犯面
女性がソロキャンプをする場合、何かとネックがあります。
男女関係なく窃盗被害にあうこともありますし、女性ならではの犯罪にあう可能性も想定し対策しておきましょう。
そんな時、よく、おばちゃんだからとか、自意識過剰といわれそう。等という方もいますが、
自意識過剰上等です。
むしろ、自意識過剰でいきましょう。
女性一人でソロキャンプをしていると、物珍しいのか何かと声をかけてくる人もいます。
愛想よく答えていると、一人時間を楽しみたいのに、隣のサイト男性が座り込んでなかなか帰ってくれないなんてケースも、割と多いんです。日が暮れてくると、見知らぬ人ですし、断るのもなんだかちょっと怖いですよね。
犯罪とはいかなくとも、せっかくの貴重なソロ時間、大事に過ごしたいじゃないですか。
ちなみに、私のしている対策は、
・ファミリー向けのキャンプ場や管理人さんがいるキャンプ場を選ぶ。または、一度は行ったことのあるキャンプ場を選ぶ。(事前に訪れたことのあるキャンプ場なら、サイト選びもスムーズ)
・サイトでは、可能ならファミリーの近くにテントを張る。
・携帯電話が通じるか確認する。(犯罪だけでなく、体調不良の場合にも、かなり大事です)
などです。
他にも、寝る時に、枕元に小刀をおくとか、催涙スプレーとか、防犯ブザーとか、自動点灯の灯りとか、車の中で寝るとか、いろいろ言われてます。
ただ、これがあれば大丈夫!という方法については、いまだに私も答えが出ない所でもあります。
もし、可能であるのなら、最初の頃は、顔見知りの人とのソログルキャンが、一番いいのかもしれません。
しかし、初めてのソロキャンプ、私の場合は知り合いなどいなかったので、ワンコと行きました(笑)
番犬には向かないか弱いワンコですが、いてくれるだけで安心感はありました。
(サイトにおいて、お風呂に行けないなど、デメリットもある)

はじめてソロに行った際は、連休中だったのもあり、利用者が多く、更に近くがファミキャンのテントだったため、かなりの安心感がありました。
しかし、2度目は完ソロ。そんななか、そばに人ではなくとも、味方(犬)がいるというのは、私にとっては少し安心でした。
電波が通じれば、犯罪でなくとも、体調が悪くなったなどの際にも、安心ですが、残念ながら山の中にあるキャンプ場ではそれもなかなか難しいトコロではあります。
ゆるキャン△のように、女子高生が気軽にキャンプに行ける世の中を、娘たちに残してあげたい。と思う今日この頃です。
最後の砦。
これが一番強敵です。
とくに、お母さん、という立場の人間には、なかなか倒せない敵です。
むしろ、ここに勝てたら何もかも、スムーズに進みます。
★自分
私だけかもしれませんんが、「こんなことしていいんだろうか?」という罪悪感が行く道すがらずっとありました。
ソロキャンプのワクワクにアクセル踏みながらも、わけのわからない罪悪感にブレーキを踏む感覚。
娘を置いていっていいのかな。
母という立場で自由に時間使っていいのだろうか。
仕事大丈夫かな。
大人なのに一人でキャンプなんて。
など。
でも、この罪悪感。
マボロシです。
キャンプ場に着いたら、どうでもよくなります。
実態もないから、聞こえてもハイハイ程度に聞き流しておきましょう。
対策として一番効果的なのは、状況が揃ったらキャンプ場を先に予約してしまうこと。
そこから、ソロキャンプというミッションをコンプリートするために必要なことを書きだして、それに対してできることを進めていく。ゴールが決まっていると動かざるを得ません。
まとめ
この4つの砦を超えて、キャンプ場に着いたら、ちょっと涙出るほどの感動が待っています。
特に、子育て世代の私たち、子供から離れて一人になる時間は、とても貴重でもあり、また人間として、ちょっとだけ強くなる大事な時間でもあります。
というわけで
母よ。野に出よう!
良きソロキャンプを!
コメント