毎日に欠かせないのはコーヒーだ。
結婚して以来、メリタのコーヒーメーカーで、朝はコーヒーを淹れるのが習慣だ。
コーヒーの入る部分がアルミになっているのでコーヒーが冷めにくい。
とはいえ、朝起きて淹れて、朝食の終わる頃には最後の一杯を夫婦どちらが飲むかの戦いが始まる。
僅かな残りを、お互い一口ずつ分け合って飲むこともあるし、
相手に最後だと悟られないように、最後の一杯をかすめ取ることもある。
朝は戦場なのだ。
コーヒーと言うのは、不思議なもので、人に淹れてもらった方が美味しい。
と言うか、私が淹れると、どうも酸っぱくなる(気がする)。
夫や他の人が淹れると美味しい。
性格の灰汁でも拾うのだろうか?
まあ、それは冗談にしても、私はコーヒーが好きなくせに、自分でコーヒーを淹れるのがとても苦手だった。
コーヒーメーカーでさえ、夫と同じように淹れているのにどうも美味しくないと感じることが多い。
豆の種類も、量も水も同じ。
なのに、どうしても上手に淹れられず、薄くなったりすっぱくなったりするのだ。

これは結婚前からそうで、
私が本を読んで、研究に研究を重ねて、温度も調整して入れたコーヒーより
母がたまに適当に淹れるコーヒーの方がすごく美味しいことに不思議でたまらなかった。
何が違うのか?
灰汁か?
が、しかーし!
そんな私でも、美味しく淹れられるコーヒーアイテムが見つかった!
ドリップバックではない。
インスタントでもない。
コレだ。
スノーピークチタンカフェプレス。
これに出会って以来、コーヒーの一杯飲むその時間の純度が上がった。
使い方は簡単で、お湯を沸かし、豆を入れて、プレスする。
それだけだ。
ハンドドリップのようなお湯を注ぐテクニックも、豆の種類も関係なく
コーヒーメーカでさえ、味にムラのできる不器用な私でも美味しいコーヒーを淹れられる。
カフェプレスは、美味しくコーヒーを淹れられる器具としてよく知られてはいる。
ただ大体、ガラスでできている。
当然なのだけれど、ガラスは割れる。
私には食器をしょっちゅう割るというデストロイヤー性質がある。
昔からそうなのだ、なぜかガラス製品や陶器は、私のもとで命を終えたがる。
注意しなさいよ、と言われるが、持った途端に取っ手を残してマグカップの本体だけが床に落ちて粉々になったりするのだ。
どんな注意をしたらいい?
(ちなみに超能力者でもない。さじを曲げる力もない)
そんな私が、コーヒーメーカーのガラスの部分を何度割って、おじゃんにしてきたか。
ご存じになりたいならデータでお見せしたいくらいだ。
話が反れた。

スノーピークのチタンカフェプレスのいいところは、その名の通り、チタンでできているところだ。
山登りやキャンプなどアウトドアをする人向けに作られているので、軽く、
そして
割れない!
そして、美味しいコーヒーが簡単に淹れられる。
何て最高な製品なのだ。
ブラボー、ハラショー、アイラブユーである。
難点があるとすれば、器具の価格が高いのと、消耗品のフィルターがショップでしか手に入らないところだ。
価格は、その美味しさや使う機会からすれば、かなり元は取れる。
しかしながら、私のようアウトドアシーン以外で使う人にとっては、フィルターがもっと手に入りやすくなればいいのに、と思う。
もし、カフェプレスをお求めになりたいなら。
是非に検討の余地に入れてほしい。

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